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2007年6月24日 (日)

風が強く吹いている

風が強く吹いている

風が強く吹いている
三浦しをん   新潮社 ISBN : 9784104541041

IT 系のコミュニケーション本と一緒に Amazon で買った本。火曜日から通勤時にこつこつ読んで、金曜日に観た大日本人がいまいちだったので、口直しに最後まで一気読み。

内容はというと、たった10人の大学生が箱根駅伝を目指すというもの。

箱根駅伝は、全国から優秀な学生を集め、さらにハードな練習を繰り返して繰り返して、それでもやっと出場できるかどうかという厳しい世界だから、たった10人の、しかもそのほとんどが素人に近いというのはかなり設定に無理があると思った。

でもだからこそ身近に感じられ、なんというか一緒に箱根駅伝を目指しているような、そんな気分にさせられた。レース中のランナーの心理描写はいろいろと共感できるものがあり、自分と重ねて思わず応援したり目頭が熱くなったりもした。

「走るという行為は、一人でさびしく取り組むものだからこそ、本当の意味でだれかとつながり、結びつくだけの力を秘めている。」

そういう一文があったが、心から同意したいし、同じように感じている人はたくさんいると思う。

この小説は、走る事が好きな人、何か限界を感じている人にお薦めしたい。

 

 ← 駅伝やりたいなぁ。

 

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